タイトル |
講話のだいたいの要点・概要・あらまし |
地獄篇第一歌・・・
煉獄篇第一歌・・・ |
(人生の道の半ばで)暗い森に・3匹の野獣(豹・ライオン・牝狼) 地三歌・ウェルギリウス(人物)・「なぜ苦悩の谷へ引き返すのか、なぜ喜びの山に登らないのか」・ダンテの導き手
煉獄の島へ・澄み切った大気・煉獄のイメージカラーはサファイヤの蒼・愛を誘う美しい金星・番人小カトー・い草は謙遜の寓意・島の浜で顔についた地獄の汚れを落とし、い草を腰帯として巻く・地二六歌・「自由を求めて彼は進みます」
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煉獄篇 第二歌・・・ |
煉獄は色彩が豊か・地二歌・現世がいわば煉獄・"我が身を浄めに行く"="煉獄の山を登る"・ 2つの歌:第一の歌は前進(詩篇114篇)、 第二の歌(カゼルラ(人物))は停滞 を意味する。まばゆい光を放ち沈黙を守る天使
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第三歌・・・ |
煉獄の険しい山と正面の入り口・理性の限界・理性と啓示・マンフレーディ(人物)・「教会が破門しようとも、永劫の愛が及ばなくなることはあり得ない」−プロテスタントの先駆けとなるダンテの精神・地上の人々の祈り |
第四歌・・・ |
狭い急な坂道と高い崖・魂(の複数の層)・深き願い(グランディシオ)と希望(エスペランサ)・飛躍するための羽と翼・「まだ道程はどれだけありますか」「登り口に近ければ近いほど登りづらく、上れば上るほど苦が減ずる」・煉獄にいたベラックワ(人物)に安心するダンテ
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第五歌・・・ |
人々は煉獄の山腹を横切りつつ、「ミセレーレmiserere(ラテン語:主よ,憐れんでください)」と歌う−詩篇31:10 「歩みは止めるな、歩きながら聞いてやれ」引き込まれて自分も動けなくなる、方向を見失う。・地獄堕ちを免れる3人の魂の話・1人目「人間関係」、2人目「戦争」、3人目「家族問題」。みな孤独の中で命が尽きた。共通する非業の死、絶望的な臨終。しかし最後の悔い改めを神様は顧みてくださる。・地五歌と対照的、行着く先が地獄?煉獄? |
第六歌・・・ |
煉獄の門の外の魂らの祈り・ダンテへしつこく頼む・両立する義と愛・「愛の火は一瞬満たしてくれるけれども、裁きの頂は揺るがない」・「こうした難しい疑問については真理と知性の間の光となる方が何かおまえに言われるまでは、結論をくださぬがよい」・啓示の重要性・ロマ書9〜11章(特に9:15、9:19、11:32〜)・幸福に微笑するベアトリーチェ(人物)・ダンテのイタリア(国)に対する苦悩、悲しみ、そして追放・「嵐の中を船頭もなく漂う舟」・近道 |